「好転反応」と「揉み返し」との違いとは
施術を行った後「施術後に身体がだるくなった」
という経験はありませんか?
それは「好転反応」による
一時的な身体の不調であり、
身体が回復に向かっている状態だ言えます。
しかし、
好転反応をよく知らない患者さまからすると、
とても不安になりますよね。
好転反応の種類と対処法、
「揉み返し」との違いについて解説します。
好転反応とは
施術の刺激を弱くしたからといって好転反応が出にくい、
というわけではありません。
また、
症状は1つだけでなく複数現れたり、
症状が変化したり、
逆にまったく不調を感じなかったり・・・と、
症状の度合いや期間には個人差があります。
好転反応の種類
好転反応の症状には4つの段階があり、
今まで機能していなかった器官などが
毒素や老廃物に反応し始める段階です。
症状が痛み始めた初期に戻ったように感じたり、
症状が悪化しているように感じる反応です。
施術した部位に血液が流れ込み、
壊れた組織を作り変えようとしているため、
施術したにもかかわらず痛みやかゆみ、
炎症などが起きるとされています。
溜まっていた毒素や老廃物を体外に排出しようという反応です。
血液中の老廃物が体外に排出されると、
好転反応による身体の不調が回復していくとされています。
好転反応の対策
「揉み返し」は好転反応ではない
好転反応と似ている症状として
「揉み返し」が挙げられます。
患者さまの中には、
好転反応と揉み返しを同じものだと
勘違いされている方もいますが、
この2つは発症原因も対処法も異なるため、
炎症を起きてしまうことで余計に筋緊張が起きることです。
症状として、
施術した部位やその周辺が痛む、
内出血が起こる、
頭痛や吐き気がするという場合が多く、
3日以上続くのが特徴です。
施術部位付近に症状が現れるのではなく、
身体全体に発生する事がほとんどです。
好転反応の対処法と同じように
温めたり動かしたりしてしまうと
炎症を悪化させてしまうため、
アイシング等で患部を冷やし、
激しい運動は控えるように
しましょう(痛みが引けば、徐々に温めます)。
患者さまの状態によって
好転反応の症状はさまざまで、
好転反応が出ない患者さまも勿論います。
しかし
「好転反応が出ない=身体が回復していない」
コメント
コメントを投稿